ベースかギターをどっちやるべきかと悩んでる初心者は少なくないと思います。
この両者は、似ているが役割が違う楽器です。
その辺も理解しながらあなたにあう方を選びたいですね。
そこでこの記事では、ベースとギターを選ぶ6つの思考を解説します。また、それぞれの特徴の違いも紹介します。
もくじ
ベースかギターをどっちからやるべきか
ベースかギターをやる前に「どうしたいか」とか「こんなことが好き」という思考を元に選んでいくのは、結構ありだと思います。
以下のようなことがあげられます。
- 曲を作りたい
- 一人でやりたい
- バンドをやりたい
- 低い声が好き
- 美しい旋律が好き
- とにかく両方触ってみたい
ここからそれぞれ解説していきます。
曲を作りたい
まず、将来的に「曲を作っていきたい」と考えてる方は、ギターをやった方がいいです。
なぜなら、和音を奏でられるギターは曲作りに非常に向いているからです。
ベースは、単音楽器なので音楽的な知識がないと、曲作りは非常に難しいです。
中には、ベースで曲作りをする方もまれにいますが、和音が頭に入っていたり、他の楽器のイメージができる人です。
このように、将来的に曲作りをしたい人は、まずはギターをやった方がいいです。
一人でやる
一人でやる予定の人は、ギターをやった方がいいです。
なぜなら、シンガーソングライターとしてギターを一本抱えて活動できるからです。
また、多彩な表現ができる楽器なので、一人でも楽しむことができます。
一方ベースの場合は、一人で楽しむレベルになるには、相当な技術が必要です。
ベースはバンドやグループの中で最大限に威力を発揮する楽器です。
このような、特徴があるため一人でやる場合は、ギターがおすすめです。
バンドでやる
バンドを組む予定、もしくはもう組んだのならば、どちらでも始めることができます。
しかし、ベースを好んで選ぶ人があまりいないので、、「ベース募集中」のバンドが多く、その際は入りやすい傾向があります。
逆に、ギターはライバルが多い傾向にありますね。
私は、「バンドやろうぜ」というノリで、「性格的にベースっぽいから」とベースのことは何も知らない状態で、半ば強制的にベースになったという経歴です。笑
ある意味ベースをやるいいきっかけにはなりました。
このように、バンドをするならどちらでも大丈夫ですが、ベースは重宝されます。
低い声が好き
低い声が好きな人は、ベースがおすすめです。
やはり女性がその傾向があるので、意外と女性ベーシストは多いです。
低音楽器なので、その音色は心地いいものです。
このように、低い声が好きな人はベースがおすすめです。
美しい旋律が好き
美しい旋律、メロディアスな音色が好きな人は、ギターがおすすめです。
音の重なりがキレイで、音域が広いので、様々な音色を奏でることができます。
一方ベースは、単音で弾く楽器なので、音の重なりをキレイに表現することは難しいです。
このように、美しい旋律が好きならギターがおすすめです。
とにかく両方触ってみる
とにもかくにも、その楽器を触ってみないとわからないことは多いです。
例えば、持ってみたら「なんかしっくりくる感じがする」とかそんなフィーリングを感じるかもしれません。
楽器をやっている友達とか知り合いに「ちょっと触らせて」と軽いノリで、触らせてもらうのはありかもしれませんね。
このように、とにかく両方触ってみるのもありです。
ベースとギターはどっちが簡単
ベースとギターどっちが簡単かという問題はよく出ますね。
結論を言うと、ベースは早い段階で、曲を弾けます。そして、ギターは曲が弾けるまで時間がかかります。
つまり、最初のとっかかりはベースが簡単で、ギターは難しいと言う差です。
また、ギターが弾けるようになると、必然的にベースもある程度できるようになります。これが逆だと、難しいです。なぜなら、ベースは単音弾きがメインで、ギターはコード(和音)弾きと単音弾きの両方をやるからです。
しかし、ベースの指弾きをやるとなるとギターから転向は、勝手がちがうのでこの限りではありません。
このように、最初の入りはベースは簡単でギターは難しいと言うのが結論です。まあ、その楽器を突き詰めていくと「簡単」なことはありません。それぞれの難しさありますからね。
そもそもベースとギターは全然違う
似ても似てかないベースとギターは、以下の違いがあります。
- 弦の数
- 弦の太さ
- 弦の長さ
- 個体の大きさ
- 役割の違い
ここから、それぞれ解説していきます。
ベースとギターは弦の本数が違う
弦の本数の違いは、ベースは4本でギターは6本です。下の画像がそうです。
しかし、多弦ベースと言われる5弦や6弦などといったものや、7弦や8弦などの多弦ギターもあります。昨今では、5弦ベースを使用するアーティストは多いですね。
このように、ベースは4本で、ギターは6本というのが違いの一つです。
ベースとギターは弦の太さが違う
その違いは明確で、ベースは太くギターは細いです。弦楽器の性質上、太いほど低音がでて、細ければ高音がでる特徴のためです。
遠目からではわかりにくいですが、近くで見ると全く違うことが確認できます。下の画像がそうです。
このように、ベースは太く、ギターは細いのも違いの一つです。
ベースとギターは弦の長さが違う
これは、ベースは長くギター短いです。そもそもネックの長さが違うだけでなく、弦を固定する「ブリッジ」の位置がベースはグッと後ろになっています。その理由に、弦は長いほど低音がでて、短いほど高音になるからです。
そして、このブリッジから「ナット」と呼ばれる長さのことをスケールと言います。下の画像がスケールの見方です。
このスケールはベースが長く、ギターは短くなっていることから弦の長さの違いがあります。
ベースとギターは個体の大きさが違う
姿形が似ているので、ぱっと見はわかりづらいですがベースとギターは大きさが全然違います。
やはりその分、ベースの重量もギターと比べ非常に重くなっています。
このように、ベースとギターは大きさが違います。
ベースとギターの役割は違う
ベースとギターはそもそもの役割が違います。
ベースは、リズム隊と呼ばれ、ドラムとコンビでこのように言われます。
この理由に、二つが合わさることによって、強力なリズムを生み出すことのできるからです。
一方、ギターはウワモノと呼ばれ、「海っぽい」だったり、「緊張感があり、ドキドキする」といったように、曲の雰囲気を作り出すという役割があります。
大まかに、このような役割の違いがあります。
まとめ
ここまでベースとギターの選び方とその違いを解説してきました。まとめると以下の通りです。
ベースとギターの選び方
- 曲を作りたい・・ギターがおすすめ
- 一人でやりたい・・ギターがおすすめ
- バンドをやりたい・・ベースがおすすめ
- 低い声が好き・・ベースがおすすめ
- 美しい旋律が好き・・ギターがおすすめ
- とにかく両方触ってみたい・・フィーリング
ベースとギターの違い
- 弦の数
- 弦の太さ
- 弦の長さ
- 個体の大きさ
- 役割の違い
楽器の習得は、やはり時間がかかります。ベースとギターは見た目が似ているので、比べられがちですが、それぞれのよさがあります。
まずは、選んだ楽器を理解して楽しんでいきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたのベースライフの参考になれば幸いです。
それでは。