ベースチューナーおすすめ!用途にあった使い方!初心者必見

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ベースのチューナーには、数多くの種類があります。大きく分けて、「クリップチューナー」「ペダルチューナー」「チューナーアプリ」の3種類です。

初心者の方は、どれが良いのかわかりませんよね。適当に選んでしまうと、「使えない」なんて事態も待っています。

この記事では、それぞれのメリット・デメリットを解説していきます。また、私が使ってきた経験を踏まえながら、”間違いのないチューナー”を紹介します。

クリップチューナー 

クリップチューナーとは、ベースのヘッドにはさむタイプのチューナーです。振動で反応する仕組みになっています。

以下の画像が、クリップチューナーです。

ここからは、クリップチューナーのメリット・デメリットを紹介していきます。

メリット

  • ベースのヘッドにはさむだけ
  • 小さく、持ち運びに便利
  • 安いものが多い
  • シールドを差せない生楽器(アコースティックベースなど)でもチューニングできる

このように、多くのメリットがあります。とにかく便利で、ストレスが少ないです。私は、自宅用に使用しており、ヘッドに付けっぱなしにしています。

価格帯は、¥1000〜¥2000が相場で、安いのもありがたいですね。一つ持っておいて損のない商品です。

デメリット

  • 壊れやすい
  • 失くしやすい
  • 極端にうるさいところでは使えない
  • 落下の恐れがある

小型なので、どこに置いたかわからなくなることがしばしばあります。小さいが故のデメリットですが、管理をしっかり行えば問題ないです。

また、その性質上、他の楽器の振動にも反応してしまうことがあります。特に、バンドでドラムが「ドンチャン・ドンチャン」していると反応が悪くなります。そのため、リハーサルスタジオやLIVEなどで使うのは、あまりおすすめしません。

このように、クリップチューナーは、自宅や静かな環境であるなら、かなりおすすめです。

おすすめクリップチューナー 

KORG (コルグ)/ Pitchclip 2

安価で見やすく、余計な機能がついていないので、非常に使いやすいです。また精度も問題ないです。

TC ELECTRONIC(ティーシー・エレクトロニック) / UniTune Clip

少し価格は張りますが、ストロボチューニングモードでかなり正確にチューニングができる優れものです。レコーディングの際にも充分使えます。

また、デザインがとても好きです。

ペダルチューナー

ペダルチューナーとは、エフェクターの部類に入るチューナーです。エフェクターボードに組み込めるため、LIVEの際に、音を出さずにチューニングができます。以下の画像の赤枠で囲ったのがペダルチューナーです。

ここからは、ペダルチューナーのメリット・デメリットを紹介していきます。

メリット

  • 視認性が良い(見やすい)
  • 反応が早い
  • 精度が高い
  • 電池(9V)と電源(ACアダプター)が選択可能

ライブハウスや屋外では、照明や天候の具合で「見やすさ」が悪くなります。

例えば、ライブハウスのステージ上では、暗いことが多いです。逆に、屋外の会場では、太陽の光が明るすぎてしまいます。このような状況では、視認性がすごく大事になります。

そして、外部の状況に関係なく、とても反応が早くて正確です。なぜなら、空気ではなく、シールドを通して音を拾うからです。

電源に関しては、電池(9V)を入れて使えば、シールドを差し込むだけで使用可能です。また、電源(ACアダプター)で繋げば、電池の消耗を気にせずに使えます。

デメリット

  • 個体が大きい
  • 価格帯が高め
  • シールドを差せない生楽器(アコースティックベースなど)のチューニングができない。

自宅で使用する場合、シールドにつなげないとならないのが面倒です。

価格帯は、¥5000〜¥10000が相場です。

シールドを差せない生楽器(アコースティックベース)では、クリップチューナー やチューナーアプリなどで行います。

このような理由から、ペダルチューナーは、リハーサルスタジオやLIVEでの使用をおすすめします。

おすすめペダルチューナー

KORG(コルグ) / PitchBlack Advance

ペダルチューニングでは、比較的安価です。しかし、チューニングの精度はよく、かなり視認性は高いです。

tc electronic(ティーシー・エレクトロニック)/PolyTune 3

価格は張りますが、精度がかなりいいです。

ベース弦をまとめてチューニングできる「ポリフォニック・チューナー」という機能を採用しています。これは、1〜4弦をいっぺんに「じゃら〜ん」と弾いても、それぞれの音程の「ズレ」を同時に判断できる機能になっています。すごい機能ですね。

無料チューナーアプリ

無料チューナーアプリとは、携帯電話でアプリをダウンロードすれば、チューニングができる便利なものです。

どんどんアップグレードされていくので、今後主流になっていくかもしれません。

ここからは、無料チューナーアプリのメリット・デメリットを紹介します。

メリット

  • 無料で手に入れる事ができる
  • いつでもチューニングができる

携帯は常に持ち歩いているので、チューナーを忘れてしまった際や出先などで便利です。例えば、旅行先などでも、アプリを開けばいつでもチューニングが可能です。

デメリット

  • マイクで拾うため、周りの音がうるさいと反応が悪い
  • 精度がイマイチ
  • 使用する度に携帯電話を開かないといけない

携帯電話なので、チューニングの最中に通知(電話、メール、Line、SNS)などに邪魔される可能性があります。またマイクで拾うので、反応が悪いことが挙げられます。

このように、チューナーアプリは、予備としてダウンロードしておくことをおすすめします。

おすすめのチューナーアプリ

BOSS Tuner

チューナーアプリ は、多機能すぎて見にくいものが多いです。しかし、この「BOSS Tuner」は、シンプルですごく見やすいです。

まとめ

今回は、「クリップチューナー 」「ペダルチューナー」「チューナーアプリ 」のメリット・デメリットを解説しました。また、それぞれおすすめのものも紹介しました。

チューナーも奥が深いですね。使う環境に合わせて、ぜひストレスのない”良いチューナー”をみつけてください。

あなたのベースライフの参考になれば幸いです。

それでは。

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