ベースの練習って大変ですよね。アンプで鳴らすと思っているより周りに響いていて、クレームになることがあります。
そんな時に、「イヤフォンやヘッドフォンで練習できたらな」と感じる方に朗報です。
自宅練習で使える、ヘッドフォンアンプと言うものがあります。この1台持っているだけで、「練習に集中でき、周りにも迷惑にならない」ので、みんなハッピーになります。胡散臭い紹介をしてしまいました。。。
今回は、ベースのおすすめのヘッドフォンアンプ2選を紹介し、メリット・デメリットを解説していきます。
もくじ
ベースのヘッドフォンアンプとは
ヘッドフォンアンプとは、ヘッドフォンやイヤホンを接続して練習できるアンプです。
こんな人におすすめ
- 「集合住宅で音が出せない」
- 「夜中しか練習できない」
- 「子供を起こさないようにひっそり練習したい」
- 「家族に迷惑かからないように練習したい」
- 「ライブハウスの楽屋で音を出して確認したい」
- 「公園とか野外で練習したい」
などと言った場所や時間に制限がある方に、特におすすめです。
ベースをアンプに通して練習していると、周りに迷惑かけることがあります。私は、集合住宅で音をだして練習して、何度かクレームを頂いてます。。
このように、どのような環境でも思う存分練習できます。そんな便利なアンプが、ヘッドフォンアンプです。
ベースのおすすめヘッドフォンアンプ
ここから、おすすめのヘッドフォンアンプを2つ紹介します。
VOX (ヴォックス)amPlug2(アンプラグツー)
アンプラグは、以下の写真の超小型のアンプです。
この最大の特徴は、ベースのジャックにプラグをそのまま接続し、側面にあるPHONESジャックにイヤホン・ヘッドホンを繋げば完了です。シールドが不要であり、電池駆動なので、どこへでも持ち運んで練習することができます。
他に下記の機能があります。
- リズム・パターンを9種類内蔵しているので、ドラムに合わせながらセッションが可能
- AUXイン端子がついているので、携帯や音楽プレイヤーと接続し、楽曲を流しながら練習可能。
- 180度回転するプラグ(ベース接続部分)のため、見やすい角度に調整可能。
- 自動電源OFF機能があるので、一定時間演奏しない場合や、消し忘れても「電池が気付いたら切れてた」と言う心配がない。
- ハイゲイン・ノーマルゲイン・ローゲインと3種類の電源パターンとGAIN / TONE / VOLUMEのダイヤルがあるので多少の音色は調整可能。
私もアンプラグを所有していますが、音色に関してはベースらしいサウンドは出るので、なんの問題もないです。すぐにベースのセッティングができるのがいいですね。
また、多少個体差があるみたいで、不良品も中にはあるので、その際は早めにメーカーに問い合わせしましょう。
このように多機能でありながら、小型なので持ち運びが自由で、練習に重宝します。おすすめのアンプです。
VOX (ヴォックス)amPhones
amPhonesは、ヘッドフォン内にアンプラグを内蔵したヘッドフォンアンプです。アンプラグでは、ヘッドフォン・イヤホンが必要でしたが、「ヘッドフォンにアンプラグを埋め込んじゃえ」と言った発想がこの商品です。こちらも電池駆動であり、折りたたみ式なのでコンパクトになりどこへでも持ち運び可能です。
以下の画像がそうです。
また、ヘッドフォン自体は、オーディオテクニカ製を採用しており、電源オフ時には通常のヘッドフォンとして使用できます。
他に下記の機能があります。
- GAIN / TONE / VOLUMEのダイヤルに加えて、コンプレッサーのエフェクトがあります。
- アンプラグと同様、AUXイン端子がついているので、携帯や音楽プレイヤーと接続し楽曲を流しながら練習可能。
私はこれを発見したときに、「なんて合理的なんだ」と驚きました。実際、使用したことがないので、全体の評価を参照に紹介します。いずれ手に入れたい。。
amPhonesは、音にこだわっているので、音質調整が良いとの評価が目立ちます。また、ヘッドフォンのケーブルが「細く、短い」との意見があるので、取り扱いには工夫が必要です。
また、通常のヘッドフォンとしても十分使用可能なクオリティです。
このように、アンプラグのヘッドフォン版がamPhonesで、非常に合理的です。
ヘッドフォンアンプのメリット
ヘッドフォンアンプのメリットは多く、一つ持っておいて損のないアンプです。それは、下記のメリットからです。
- 小型
- 持ち運びが楽で場所を選ばない
- 値段が安い
- 音漏れしないので迷惑がかからない
- 音源を流しながら練習可能
ここから、それぞれ解説していきます。
小型
通常のアンプに比べると、とてつもなく小さいです。amPhonesの場合は、そのままヘッドフォンとして使用もできるので、一石二鳥です。
とにかく、場所を取らないので非常に扱いやすいです。
私は、アンプと言われると大きいイメージがあったので、「こんなものがあるのか!」と非常に驚きました。
このように、小型はメリットの一つです。
持ち運びが楽で場所を選ばない
小型なので、持ち運びが非常に楽です。そして電池駆動なので、電源供給がいらないです。すると、楽器があれば、どこでも演奏可能になります。
例えば、だだっ広いお花畑のど真ん中でもベースとヘッドフォンアンプさえあれば、気持ちよく演奏できますね。笑
ベースが持ち運べるところならば、どこでも練習可能です。
このように、持ち運びが楽で、なおかつ電池駆動によって場所を選ばずに練習ができます。
値段が安い
なんと言っても、このクオリティでありながら値段が安いです。
アンプラグは、約¥4000です。amPhonesはヘッドフォンの機能もありながら約¥7000円〜です。
初心者の最初の一台として、ヘッドフォンアンプを購入するのはおすすめです。むしろ私は、普通のアンプがありながら、非常に使いやすいので、自宅ではアンプラグしか使用していませんでした。
このように、このクオリティに対して、値段が安いのは大きなメリットです。
音漏れがしないので迷惑がかからない
ベースは、低音の特性上、かなりの広範囲に音が響き渡ってしまいます。ヘッドフォンアンプは、その心配が一切ありません。
ただし、長時間の練習は耳に負担がかかるのでこまめな休息は必要です。
このように、ヘッドフォンアンプは周りに迷惑かけることがありません。
音源を流しながら練習可能
音源を流しながら練習するには、AUXと言うジャックにオスオス同士のケーブルを差す必要があります。以下の画像です。
これを用意すれば、携帯・音楽プレイヤー・パソコン・などにつないで、音源を流すことができます。これは、電気屋さんやネットで安価で手に入ります。
その音源をききながら演奏ができ、曲のコピーの際には、嬉しい機能です。
今や携帯一台でいろんなことができる時代です。YouTubeに接続してもいいですし、アプリのメトロノームでリズム練習もできます。
工夫次第で、非常に効率の良い練習ができます。
このように、AUXがあることで、様々な練習が可能になります。
ヘッドフォンアンプのデメリット
ヘッドフォンアンプのデメリットももちろんあります。それは下記の通りです。
- 電池が必要
- 音の調整に制限がある
- コードが邪魔
- 壊れやすい
- 失くしやすい
ここから、それぞれ解説します。
電池が必要
アンプラグ・amPhones両方、単4電池が2つ必要です。音の出力が弱くなったり、ライトの点灯がうすくなってきたら替え時です。
電源供給をしていないので、こまめに取り替えなくてはいけないのが面倒ですね。
このように、電池を動力にしているので、こまめに取り換える必要があります。
音の調整に制限がある
こんなにもコンパクトにしているので、音質調整を求めるのは無理があります。
しかし、ベースらしいサウンドは出るので、練習に関しては問題ないと思います。
このように、音質調整は制限があるので限界があります。
コードが邪魔
コードはイヤフォンとAUXも使用すると2本になってしまいます。すると弾く際に邪魔になることあります。
なるべく邪魔にならないように、背中に通すようにしたりして、工夫しましょう。また、AUXに挿すコードが短すぎると自由が制限され、携帯・音楽プレイヤーを落としてしまった拍子に引っこ抜いてしまうので、長めがおすすめです。
私は、練習していて席を立つときに、コードを引っ掛けることが多かったので、気をつけてください。
このように、コードが邪魔になるので注意が必要です。
壊れやすい
作りがお世辞にも頑丈だとは言えないので、不具合が生じることがあります。ノイズがのってしまったり、音がならなくなったりします。
基本的には大丈夫なのですが、個体の当たりハズレもあるみたいです。
私は、アンプラグを使用していた頃、気にならない程度ですが多少ノイズがのってしまっていました。気になる症状があるのならば、保証がついていると思うので、メーカーに問い合わせることをおすすめします。
このように、個体差はありますが、壊れやすい意見があるのでデメリットに入れました。
失くしやすい
小型なので、いろんなところに放置できてしまうので、失くしやすいです。
もちろん、人の性格による部分が大きいですが、このようなことが考えられます。
私は、いろんなところに「ポン」と置いてしまうので、「あれ、どこやったっけ」となることがしばしばありました。あまり外に持ち出さなかったので、家の中で見つけることができました。外出時にこれをやってしまうと、見つからなくなる危険性があるので、注意が必要です。
このように、小型であるために、管理をしっかりする必要があります。
まとめ
ここまで、ベースのヘッドフォンアンプについて解説してきました。
周りに迷惑かけることなく、どこでも練習できる優れものです。
初心者の1台目のアンプにも、外出用のアンプとしても重宝します。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたのベースライフの参考になれば幸いです。
それでは。