ベースの運指が「バタついてしまう」、と言う人は少なくないと思います。
初心者にありがちなことですが、意外と長年やっている人でもこの傾向はあります。
運指にばたつきがあると、さまざまなデメリットがあります。
そこでこの記事では、ベースの運指でばたついてしまうデメリットと、その改善方法を解説していきます。
もくじ
ベースの運指でバタつくのはなぜいけないのか
運指が「バタついてしまう」と言う現象はなぜいけないのかは、それは以下の原因があるからです。
- 見栄えがダサい
- 反応が遅くなる
- ミュートができない
ここからそれぞれ解説していきます。
見栄えがダサい
まず、バタバタと運指をしていると見栄えがダサいです。なんというか余裕がなく、慌てている印象を与えてしまいます。
こうなると、素人目でも「いっぱいっぱいなんだな」とみられてしまいます。
私も、初めはバタバタしていて、実際余裕はなかったです。。笑
このように、見栄えがダサく、余裕がないことがバレてしまいます。
反応が遅くなる
次に、演奏面で影響がでてしまいます。これは、弦を押さえる反応が遅くなってしまいます。
こうなると、タイムラグが生じてリズムが遅れて安定しません。
つまり、弦から離れすぎている為に、バタバタしてしまいこのようなことが起こってしまうんですね。
このように、弦から離れすぎているために、反応が遅くなってしまいます。
ミュートができない
次に、弦から離れてしまうことによって、ミュートができず雑音がなってしまいます。
ここでのミュートとは、弾いていない弦に触れることによって、雑音を消音することができる技術です。以下のような感じでやります。
バタバタしてしまうことによって、弦から指が離れてしまいます。すると、雑音が防げず、音程感が曖昧になり聞いていて気持ち悪くなってしまいます。その為、ベーシストはミュートが非常に大事なのす。
ミュートについては以下の記事で詳しく解説しています。
このように、バタバタすることで、ミュートができず気持ち悪い演奏になってしまいます。
ベースの運指のバタつきをなくす為ににする事
ここからは、どうすればバタバタしないかを紹介します。以下の2つをやることで、多いに改善されます。
- ストレッチ
- ワンフレットワンフィンガーの練習
それぞれ解説していきます。
指のストレッチ
ストレッチは思いのほか、指を自由に動かす上で大きな効果を発揮します。
特に、薬指と小指をうまく使えず、初心者は避けてしまいがちです。しかし、ストレッチをすることで、それぞれの指を動かしやすくなります。
以下のように、指一本一本に負荷をかけてやります。
さらに詳しいやり方は以下の記事で解説しています。
指が動くようになると、1本1本が独立して反応できるようになります。これが非常に大事なことです。
このように、ストレッチをすることで指が動くようになり、バタつきをしない運指がしやすくなります。
ワンフレットワンフィンガーの練習
次に、ワンフレットワンフィンガーで練習することが大事です。
これは、手を大きく開いて、1フレットにつき1本の指で押さえる練習方法です。以下のように押さえます。
このように構えて、クロマチックフレーズといった、半音階の運指の練習をします。TAB符で表すと以下のようなことです。
いろんなパターンでの練習して、“指をあまり離さない”ことを意識してやるのが大事です。地味な練習ですが非常に効果があります。
このように、ワンフレットワンフィンガーで練習し、指をあまり離さないことを意識しましょう。
まとめ
ここまで、ベースの運指でばたついてしまうデメリットと、その改善方法を解説してきました。まとめると以下の通りです。
デメリット
- 見栄えがダサい
- 反応が遅くなる
- ミュートができない
改善策
- ストレッチ
- ワンフレットワンフィンガーの練習
なかなかクセ付けるのは難しいですが、大事な技術であります。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたのベースライフの参考になれば幸いです。
それでは。
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