よくベースとドラムは”リズム隊”という言われ方をします。しかし、「どう合わせればいいのかわからない」という人は多いと思います。
私もドラムとの合わせ方がわからず、「合っているのか?」と不安になりながら演奏していました。
そこでこの記事では、「ベースはドラムにどう合わせていけばいいのか」を解説していきます。
もくじ
ベースはドラムにどう合わせていけばいいのか
ベースをやっていたらドラムにどう合わせていけばいいのかわからないと思います。
なぜなら、「ドラムのことを知らない」からです。
私も、「ドラムとあっているのか」がそもそも全くわからなかったです。とにかくベースを弾くことに精一杯で、右も左もわかりませんでした。
しかし、今ではドラムと合うように演奏することができています。
これは、以下のことをやっていくことで、だんだんと合わせ方がわかってきたからです。
- ドラムのことを少し知る
- 体でリズムを刻むと合わせやすい
- ドラムと2人でスタジオに入る
- コピーだったら「叩いてみた動画」で練習する
- そもそもリズムは同時進行
ここからそれぞれ解説していきます。
ドラムのことを少し知る
まず初めに、ドラムのことを知らないと合わせようがありません。というのも、ドラムは、いくつもの太鼓や金物(鉄の円盤)を叩き分けてリズムを刻んでいます。
ここで大事なのは、3点と言われる「ハイハット・スネア・バスドラム」をまずは認識することが大事です。なぜなら、主にこの3つでいろんなリズムパターンを作っているからです。
その3点とは以下のところです。
この使い分けとしては、ハイハットで「チッチッチッチ」と細かいリズムを刻み、スネアとバスドラムでアクセントを付けていきます。
ベースが最も注意する点は、「バスドラムとタイミングが合っているか」という点です。しかし、そもそもバスドラムの音がよくわからないし、聞き取りづらいと思います。
私は、「バスドラムがわからない」とよく嘆いていました。音が低いので全然聞き取れなかったです。しかし、こんな私でも段々とわかるようになったので安心してください。
以下の音声は、ドラムのリズムパターンとバスドラムに合わせて弾いてるベース音声です。
まず、ドラムパターンは「ドン・タドドン・タッドッドタドドン・タン」といったリズムで「ドン」の部分がバスドラムになります。そして、「タとかタン」の部分がスネアになります。わかりにくいですね。ww
とにかく以下の音声で確認してください。
次に、このパターンのバスドラムにベースを合わせたら以下のようになります。
このように、バスドラムに合わせるのが最もベターになります。しかし、バスドラムのところだけ弾くわけではないです。
以下のように、バスドラムに合わせながら、リズムに変化をつけていくのがベースの役割になります。
以上のように、3点のリズムパターンを認識することが大事になります。そして、バスドラムに「合わせるようにする」のがベターです。
体でリズムを刻むと合わせやすい
次に、実際ドラムパターンは複雑かつスピードが早くて何をやっているかわからないことが多いです。。
そこで、体でリズムに乗りながら弾いてみるだけで、だいぶよくなります。
なぜなら、頭で理解するより体が自然と反応する方がリズムを感じれるからです。
私は、ドラムがよくわからなくても棒立ちでベースを弾いてた頃より、体を動かした方がリズムに乗ることができるようになりました。
このように、体でノリながらベースを弾くことで合わせやすくなります。
ドラムと2人でスタジオに入る
次に、ドラムと2人でスタジオに入ると、合わせ方が非常にわかるようになっていきます。
単純に、ドラムのリズムパターンがよくわかりますし、どこが「合っていないのか」といった細かい修正ができます。
やっぱり、バンドメンバー全員で合わせたりしているだけですと、誤魔化して弾いてしまっている場合が多いです。
という私がそうでした。しかし、ドラムと2人っきりですと誤魔化せないので、どういうふうに合わせればいいのかが見えてくるようになります。
この際に、ドラムとよく話し合いながらお互いに切磋琢磨していくことが大事ですね。
このように、ドラムと2人で入ることでよくわかるようになります。
コピーだったら「叩いてみた動画」で練習する
次に、コピーを練習する際に、YouTubeで「〇〇叩いてみた」という動画を検索してみましょう。
その演奏と一緒にやることでドラムを意識しながら弾くことができます。
これも、ドラムと2人でやるようなイメージで練習することができます。
このように、「叩いてみた動画」でドラムを意識することができるようになります。
そもそもリズムは同時進行で進む
最後に、そもそもの話をしていきます。これは、ドラムを聴きすぎていたら、「リズムが遅れてしまう」「タイミングが遅れてしまう」ということです。
例えば、ある曲をコピーするとします。そこで、この「リズムで演奏しますよ」と決まりますね。 そして、ドラマーが「ワンツースリーフォー」とカウントを取り、そこで曲のテンポが決まります。
その後、演奏者全員が「最初にカウントしたテンポに沿って演奏する」というのが、バンドにおける本質の部分です。
つまり、同時進行でリズムを刻んでいくということなのです。なので、何度も練習して、そのテンポやリズムを全員で修正していくことが大事になっていきます。
このように、そもそもリズムは同時進行していきます。ドラムの音を聴きすぎると「遅れてしまう」という事態になるので、このことを頭に入れておくことは大事です。
まとめ
ここまで、「ベースはドラムにどう合わせていけばいいのか」を解説してきました。まとめると以下の通りです。
- ドラムのことを少し知る
- 体でリズムを刻むと合わせやすい
- ドラムと2人でスタジオに入る
- コピーだったら「叩いてみた動画」で練習する
- そもそもリズムは同時進行
実際は、何度何度も合わせてドラムと息を合わせていくことが大事になります。
私は何を叩いているかいまだによくわからないですが。。ドラムに歩み寄って弾いていくことが大事です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたのベースライフの参考になれば幸いです。