ベースアンプのおすすめ一覧!自宅練習用で小型で持ち運び可

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自宅練習用のベースアンプを購入するとき、「小型で持ち運びがしやすいものを」と考えている方は多いと思います。

しかし、小型であればなんでも良いわけではありません。しっかりと目的を考えた上で、実用性が高い”良いベースアンプ”を見つける必要があります。

この記事では、ベースアンプを選ぶ基準を考え、初心者の方に向けた、おすすめのアンプ6選を紹介していきます。

ベースアンプとは

アンプとは、増幅という意味の「amplifire(アンプリファイア)」という英単語の略です。

これは、電気信号を音に変える装置です。エレキベースは、アンプを通さない生音での演奏は、音が小さいです。そのため、アンプを通して大きくする必要があります。

このベースアンプには、音質・音量を調整できる部分と、音が出るスピーカー部分があります。

このようにアンプとは、電気信号を音に変える装置のことをいいます。

ベースアンプの種類

ベースアンプには、2つの種類があります。ここでは、それぞれの特徴を紹介していきます。

セパレート(スタック)タイプ

ベースアンプのうち、「ヘッドアンプ」と「スピーカーキャビネット」に分かれるタイプのことを、セパレートタイプといいます。これは、スタックタイプとも呼ばれます。

具体的には、次のような形です。

まず、上にのっている機材を「ヘッドアンプ」といいます。ここでは、音質・音量を調整できます。その下のスピーカーを「スピーカーキャビネット」といいます。

このタイプの特徴としては、ヘッドアンプ・スピーカーキャビネットの組み合わせを、求める音作りに応じて変えられることがあります。

このように、セパレートタイプは、ヘッドアンプとスピーカーキャビネットを組み合わせて使うベースアンプです。

コンボタイプ

ベースアンプのうち、「ヘッドアンプ」と「スピーカーキャビネット」が一体化したものを、「コンボタイプ」といいます。コンボタイプは次のような形です。

小型なので、自宅用におすすめです。また、持ち運びが楽です。しかし、セパレートタイプと違い、ヘッドアンプとキャビネットの組み合わせを変えることはできません。

このように、コンボタイプとは、ヘッドアンプとキャビネットが一体化しているベースアンプになります。

初心者が自宅用ベースアンプ選びで重要なポイント

ここからは、初心者が自宅用ベースアンプを選ぶ際に、重要なポイントをお伝えします。それは、練習がしやすいことです

なぜなら、ある程度のスキルが身に付かなければ、ベースの楽しさはわからないからです。

そして、ベースの生音は、音が小さいので、全く練習になりません。

私も、練習の際に楽だからと、生音でやってしまいがちでしたが、しっかりとした練習はできません。

そこで、思い立ったときにすぐ弾ける環境が大事になってきます。

このように、自宅用ベースアンプは、練習がしやすいものを選ぶことが重要です。

自宅用ベースアンプを選ぶ基準は4つ

上記のことを軸に、完全に練習に特化した選び方を紹介していきます。

ベース用アンプかギター用アンプか

ベースの自宅練習には、ベース用のアンプを選びましょう。

ベースを自宅練習するとき、ギター用のアンプを使おうとする人がいます。しかし、これでは壊れてしまう可能性があります。なぜなら、ベースはパワーが大きいからです。

このことから、必ずベース用のアンプを選びましょう。

ベースアンプの大きさ

ベースアンプを自宅のみで使う場合は、小型をおすすめします。なぜなら、場所を選ばず、すぐに弾ける場所に置けるからです。

大型のベースアンプを選ぶと、大きめの部屋にしか置けません。すると、アンプが置いてあるところまで行く必要が生まれます。これでは、練習から遠のきやすくなります。

私は、ピアノの調律師さんから「上達が早いお子さんの特徴」を聞いたことがあります。それは、自宅のすぐ弾けるところにピアノが置いてあり、かつ蓋が閉まってないことだそうです。気軽に弾けるからこそ、上達につながっています。

ベースでも、全く同じことが言えます。小型なアンプであれば、場所を選ばずすぐ弾ける場所に設置できます。

こういった理由から、自宅練習用のベースアンプは、場所を取らない小型のアンプをおすすめします。

ヘッドホン端子があるか

自宅練習に使うベースアンプには、ヘッドホンを指す端子があるものをおすすめします。

ベースは他の楽器に比べ、かなり音が響きます。ヘッドホンが使えないと、近隣に迷惑をかけてしまいまうのです。

私も集合住宅に住んでいた頃、上の階の人からクレームを受けたことがあります。小さい音量で弾いていたにも関わらずです。

ヘッドホンをさすことにより、どのような環境でも練習に励むことができます。

このように、周りに迷惑をかけずに、練習に専念するためにも、ヘッドホン端子のあるアンプをおすすめします。

AUX(エーユーエックス)端子はあるか

最後に、AUX端子があるベースアンプをおすすめします。

AUX端子とは、音楽プレイヤーやスマホなどの外部機器を繋ぐことができるものです。これを使うことで、曲や動画に合わせて演奏することができます。これによりコピーやリズム練習を効率的にできます。

私は、この機能に感動したのを覚えています。ヘッドフォンでは音が鮮明に聞こえ、かなり練習の質が上がります。

こうした理由から、自宅練習用のベースアンプは、AUX端子があるものがおすすめです。

ベース初心者におすすめのアンプ6選

上記の4つの基準を満たし、初心者におすすめの低価格のベースアンプを紹介します。

VOX (ヴォックス ) / amPlug2 Bass ベース用ヘッドホンアンプ

amPlug2 Bassは、低価格の超小型のベースアンプです。価格は約¥4000程度です。

このアンプの特徴は、シールドが不要なことです。ベースに直接挿し込むタイプになります。

入出力端子はヘッドホン・AUX端子があります。また、電池駆動なので、どこにでも持ち運び可能です。最大17時間まで使用可能となってます。音の感じは、下記の動画を参考にしてみてください。

私も重宝しています。これだけ機能がついて、約4000円の低価格は魅力的です。何より、シールドに繋ぐ手間がないのはすごくいいです。また、AUX端子があるので、曲を流しながら、どこでも弾けるのは最大のメリットです。

デメリットは、音量を大きくするとノイズが目立つということです。

 VOX (ヴォックス)/amPhone Bass

amPhone Bassは、先ほどのamPlugをヘッドホンに内蔵させたモデルです。価格は約¥6000です。

持ち運びに便利な折りたたみ式機構で、延長ケーブルと変換プラグもついています。ヘッドホンのコードに、変換ジャックを付けることによって、直接ベースに接続できます。

また、電源オフ時は、通常のヘッドホンとしても使用可能です。オンの状態でアンプとして機能し、最大20時間まで電池駆動可能です。

さらに、AUX端子も装備しています。音の感じは、下記の動画を参考にしてみてください。

amPlugを進化させたタイプで、かなり実用性が高いです。こんな商品があるのかと驚きました。また、通常のヘッドホンとして使用できるのも魅力的です。デメリットは、装着状態でのVolなどのコントロールがしにくいという点です。

BLACKSTAR (ブラックスター ) / FLY3 BASS Mini Amp

FLY3 BASS Mini Ampは、音作りが可能な、軽量でコンパクトな超小型ベースアンプです。価格は約¥7000です。

この特徴は、EQ(イコライザー)とコンプレッサーを搭載しており、多少の音作りが可能なことです。また、スイッチをオンにすれば、オーバードライブのエフェクトもかけられます。

電池駆動可能で、別売電源アダプターもあります。ヘッドホン端子、AUX端子も装備しています。音の感じは、下記の動画を参考にしてみてください。

かわいいサイズのミニアンプですが、しっかりと音にこだわりを感じます。そして何より持ち運びが楽です。

Fender (フェンダー) /RUMBLE 15 V3

RUMBLE 15 V3は、コンボタイプのベースアンプです。本格的な「フェンダー・ベース・サウンド」が鳴らせます。価格は約¥14000です。

この特徴は、コンパクトなサイズとは思えないほどのパワー感です。また、8インチのスピーカーと、3つの音質・音量調整を搭載しています。

ヘッドホンジャックを搭載していますが、使用には変換プラグが必要です。AUXイン端子も装備しています。音の感じは、下記の動画を参考にしてみてください。

多少場所をとりますが、本格的なベース・サウンドが鳴らせるので、より実践的です。

AMPEG (アンペグ)/BA-108 V2

AMPEG (アンペグ)というメーカーは、ベースアンプに置いて大定番です。BA-108 V2は、そのコンボタイプになります。価格は、約¥11000です。

この特徴は、3つの音質・音量調整を搭載していることです。また、ヘッドホンとAUX 端子も搭載してます。 音の感じは、下記の動画を参考にしてみてください。

一般的に、AUXの音量は外部機器から調整しなければなりません。しかしこれはベースアンプ側で調整できるので便利です。デメリットは10kg以上あり、場所をとることです。

Ibanez (アイバニーズ)/ IBZ10BV2

IBZ10BV2は、小型の低価格コンボアンプになります。価格は約¥7000です。

これは、6.5インチのスピーカーを搭載しています。また、3つの音質・音量調整機能とヘッドホン・AUX端子を搭載しています。音の感じは下記の動画を参考にしてみてください。

小さくて安価ながら、全体的にしっかりした作りになっています。

まとめ

今回は、初心者の方に向けた、自宅用ベースアンプを選ぶ際の基準と、おすすめを紹介してきました。

まとめると以下の通りです。

  • ベース用アンプを選ぶ
  • 小型のものにする
  • ヘッドホン端子がついている
  • AUX端子がついてる

おすすめのアンプ6選

  • VOX (ヴォックス ) / amPlug2 Bass ベース用ヘッドホンアンプ
  • VOX (ヴォックス)/amPhone Bass
  • BLACKSTAR (ブラックスター ) / FLY3 BASS Mini Amp
  • Fender (フェンダー) /RUMBLE 15 V3
  • AMPEG (アンペグ)/BA-108 V2
  • Ibanez (アイバニーズ) IBZ10BV2

ここまで読んでいただきありがとうございました。

あなたのベースライフの参考になれば幸いです。

それでは。

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