ベース上達法・上手くなる練習方法!コツや時間?初心者必見

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ベースがなかなか上達せずに、悩んでいる方は多いと思います。やはり、「早く上手くなりたい」というのが人情だと思います。

そこで、効率よく上達するには、そもそもの考え方を変える必要があるかもしれません。

体育会系でよくある「とにかく根性だ」とか「とにかく努力だ」などと言った話ではありません。

このような精神論ではなく、より現実的なやり方で、間違いなく誰でも上達します。

ただし、上達するための「工夫」は必要です。ただなんとなくやっているだけでは、永遠に変わりません。

この記事では、ベースを上達するための心構えやコツ・練習方法について解説していきます。

上達についてのマインド

上達する上で、大事な要素が3つあります。

  • 集中すること
  • 継続すること
  • 考えること

これらを、それぞれ解説していきます。

集中すること

上達には、集中することが大事です。これは、長時間だらだらやるより、短時間で集中する方がいいと言われてます。そもそも人は、長時間の集中はできません。

そして、集中力が大事であることは、多くの人が認識していると思います。しかし、夢中になって練習に取り組むこともあれば、「全く集中できない」ということがあります。

また、現代人は、様々な情報にさらされているので、意識が散漫になってしまいがちです。

かくいう私も、「集中力がないなー」と悩んでいます。すぐに眠くなってしまったり、気付いたらYouTubeを見ていたり、全く関係ないことを考えてしまったりしてしまいます。

そんな中、1番効果があるなと感じたのは、すぐに取り組める環境を整えることです。

これは、気軽にできる環境を作ることで、集中できる頻度をあげることができます。さらに、行動を起こすことで、「作業興奮」と言われる状況を作ることができます。

例えば、「掃除を少しやろう」と手をつけ始めたら、「ここもあそこも気になってきて、大掃除をしてしまった」と夢中になってしまう行動のことです。

このように、上達する上で、集中することは大事です。その際に、すぐに行動に移せる環境作りを考えてみてください。

継続すること

必ず、なにやるにしても言われるのは「継続すること」です。

どんなことでも、体に染み込むぐらい熟練するには、多大な時間が必要です。

継続するって、すごく難しいですよね。また、人と比べながらやると、ものすごく辛くなってきます。「あの人は、昨日寝ずに練習したらしい」「あの人は、上達がはやい」、と不安になってきます。

がむしゃらにやることも上達に直結することではありますが、コツコツ続けるということが一番大事です。

私は、ベースを10年以上やっています。正直、実力的には、全く大したことはありません。しかし、知識や経験を生かして、ブログを発信できています。

どのような形にしろ、必ず上手くなり、役に立つことが実感としてあります。

まずは、少しずつ継続することが、前進するための推進力となります。人と比べず、あなたのペースで進みましょう。

考えること

考えることとは、たくさんの工夫を重ねるコトです。

やはり、辛く、退屈な練習はあります。そんな時に、「どんな意味があってやっているのか」「どうすれば今よりうまくなれるのか?」という疑問を投げかけましょう。

私は、リズム練習が嫌いで、すぐ眠くなってしまいます。そこで、クリックをいろいろな場所に持っていき、BGM変わりにして、「裏拍をとる練習をしよう」とやっていました。

このように、練習の工夫をたくさん実践することも、上手くなるために必要なことです。

ベース上達のコツ

上達のコツは、「とにかく、継続すること」です。そして、練習の質が高いほど上達します。

これらを達成するために、「これは良い」と思ったやり方を紹介していきます。

練習は長時間やらない

練習を長時間やることは、「すごい」「よくやってる」と言った印象を受けると思います。

しかし、人間が集中できる時間は、人によって様々ですが、1時間程度が限界だと言われます。また、朝起きた瞬間から、集中力は、だんだん低下していきます。そのため、朝に練習をやるのが効率がいいです。

ただし、なかなか朝は、「時間がないよ」という方は多いと思います。

そのため、学業やバイトや仕事から帰った後に、練習をやるという方が多いと思います。

しかし、夜になると肉体的にも精神的にも疲れているので、集中力が残っていません。そのため、休憩をこまめに挟みながら、短時間でやることを心がけましょう。

いきなりは絶対にうまくならないので、1日1日少しずつ取り組むことが良いです。

私は、この事実を聞いて、「無理をしないで良いんだ」と安心しました。

このように、長時間の練習は、精神的にも肉体的にも疲労が溜まってしまうので、短期集中を意識してやりましょう。

練習を小分けにする

練習を小分けにするとは、より部分的な練習をすることです。

ベースの上達には、曲のコピー・リズム・運指・弾き方・理論・耳を鍛える・・・とかものすごい習得していくことが多いです。そのため、逆に何をやれば良いのかわからなくなります。

私がまさにそうでした。

そのような理由からも、カテゴリーに分けて、細かくやっていくことがおすすめです。

例えば、朝は「運指の練習をやろう」。夕飯後は、「曲を1番のサビまでやろう」。寝る前に少し、「音楽の勉強をしよう」と決めると明確になります。

このように、小分けにして、バランスよく練習するのは効果的です。

習慣にする

練習を習慣にすることで、確実に上達していきます。

習慣の良い理由は、「やる気」にあまり左右されないことです。

例えば、朝のルーティンは、大体決まってますよね。その行動は、「当たり前のこと」ですね。

この「当たり前のこと」というレベルまで持っていくことができれば、完璧に習慣になっています。

そこで、毎日「お風呂入った後に練習する」「夕食の後に練習する」などといったルールを作ると習慣になりやすいです。

しかし、様々な用事や事情があるので、なかなか難しいことではあります。そこで、「5分だけ」「10分だけ」と少しの合間でも、できることをやる努力は必要です。

仮にベースのことを調べるだけでも、知識の勉強になります。音楽をただ聴くのではなく、注意深く聴くことも練習になります。

このような意識があれば、習慣になる土壌(どじょう)になります。

このように、習慣にすることは非常に大事です。これは、ベースを意識しながら生活することで、染み付いていきます。

規則正しい生活

やはり、人間は、規則正しい生活をすることによって、体調や精神的に安定します。

しかし、生活環境によって、「規則正しい生活ができない」という方は多いと思います。

例えば、「仕事が不規則だったり」「赤ちゃんの世話で、寝れてない」「学校や塾・習い事で時間がない」「夜遊びに夢中で…」などとあると思います。

そこで、今の生活で必要のない時間を、洗い出す作業は大事です。

なぜなら、時間がないのならば、なにかを削る作業が必要だからです。

しかし、ここで注意が必要です。それは、健康でないと意味がないということです。体調や精神状態が悪いと練習どころではありませんね。

そのため、睡眠や食事を削るとことはおすすめしません。

例えば、テレビを見る時間を削るとか、スマフォを見る時間を削るといったことだけで、だいぶ時間は確保できるかもしれません。

このように、規則正しい生活で、体調や精神状態を保つことは、上達する上ですごく大事です。

ポモドーロテクニック

ポモドーロテクニックとは、学習効率を上げるテクニックです。25分作業して5分休憩する作業を繰り返していくというものです。

これによって、集中力が持続され、効率が良いとされています。

ポモドーロタイマーで検索すると、アプリやサイトが出てきます。どれも無料で使えるので、是非試してみてください。

私は、このブログ執筆の際に使用するようになりました。あまり集中できないのが悩みでしたが、25分という「ちょうどいい」時間が作業効率を高めてくれます。

そして、作業が中途半端でもしっかり守って、5分休憩することが重要です。なぜなら、「早く続きをやりたい」と、集中力が継続されやすいからです。

そして、これは楽器をやる際にも、非常に有効です。

このように、集中力が持続しやすい、ポモドーロテクニックを駆使した練習をおすすめします。

録画・録音をして客観的に見る・聴く

定期的に、録画・録音をして客観的に見る・聴くことは、非常に大事です。

なぜなら、客観的に見たり・聴くことで、「こんなふうに動いているのか」「こんなふうに弾いていたのか」と言った、発見が多くあるからです。

私は、バンドを組んでいた際に、自分達のライブの映像を確認することをしていました。

はじめの頃は、もう見ていられない程でした。「お客さんから見たら、こんなにもひどいのか」と驚いたものです。

そして、その都度反省をして「どう動けばカッコいいか」「客観的に見たときにどんな動きをしているのだろう」という、俯瞰して自分達を見たイメージをします。

その上で、映像を確認し、改善していく作業をしてきました。

また、普段の練習の際に、「自分が弾いている音は、確認できているから大丈夫」「面倒だからいいか」と思い、録音してませんでした。

しかし、レコーディングの際に、自分の下手さに愕然としました。やはり、客観的に聴くことをしなければ、「弾けてる」という錯覚に陥ってしまいます。

このように、録画・録音をして客観的に見る・聴くことは、大事な時間です。

ベース上達の練習方法

やはり効率の良い練習方法が、上達を実感できることにつながります。ここから、どのような流れで練習していけば良いのかを解説していきます。

曲をやる

まず、曲を練習しないことには始まりません。コピーをしたり、オリジナル曲をすると思います。

この際に、ゆっくり丁寧にやることが大事です。

なぜなら、細部まで意識がいき「スピードでごまかして適当に弾いた」ということが出来なくなるからです。

なかなかゆっくりやるのは、じれったいですね。「原曲通りに早く弾きたい」と思いますが、「グッとこらえて」ゆっくり弾けるようにします。

そして、ある程度弾けるようになったら、「少しテンポをあげていこう」とだんだんやっていくのが、ベストです。

このように、まずは、ゆっくり丁寧にやりましょう。

その曲の完成度を高める

次に、その曲を「普通に弾ける」レベルまで持っていきます。

大体弾けるようになると、苦手なフレーズやリズムが顕著(けんちょ)にでてきます。そこを詰める作業をしていきます。

ここで、毎回1曲通して練習してしまうと、苦手な部分が疎かになってしまうので、重点的にやるのが大事です。

私は、弾けてくると楽しくて、1曲通してやってしまいがちになってしまってました。

すると、苦手なフレーズが克服できずに、いい加減になっていました。

ベース単体で、弾けるレベルまでいければ、かなり染み込んでいる状態です。

このように、苦手なフレーズやリズムを克服し、「普通に弾ける」所まで持っていきましょう。

人前で演奏できるレベルまで詰めていく

人前で演奏するとなると、一気に「下手なことはできない」と不安になりますね。この不安がなくなるぐらいまで、完成度を高めていくことが大事です。

なぜなら、人前では「緊張感からいつも通り弾けない」という事態がおきてしまうからです。

これは、経験値の差は出ますが、「人前では、練習でできている8割できればいい方」だと、感じます。

私は、緊張しいなので、何度か「頭が真っ白になった」ことがあります。その時は、全く弾けていませんでした。。

その原因は練習が足りておらず、その不安からそうなってしまったと感じます。

ここで大事なのは、「練習でできてることだけ、人前で生かされる」ということです。当たり前のことではありますが、「人前をイメージしてやる」ということが重要です。

そのためには、「立って動きながら演奏する」や「テンポが速くなっても対応できるようにする」など、どんな状況にも対応できたら最強です。

このように、人前で演奏できるレベルまで持っていければ、周りからの評価も上がり、上達が実感できます。

基礎練習ややりたいテクニックを練習する

次に、曲だけをやるのではなく、基礎練習をやることも大事です。やはり、基礎はどんなことやるにしても、重要です。

さらに、更なるレベルアップとして、新たなテクニックを習得することが、演奏の幅を広げることになります。

しかし、一気にいろんなことはやるのは、大変ですね。

今より少しだけ負荷をかけるイメージで、曲とのバランスを考えながらやりましょう。

例えば、朝の少しの時間に「基礎練習をやる」とか、「30分間は新しいテクニックをやる」など、工夫して継続することが大事です。

そうは言っても、なかなか難しいです。私は、一つのことに没頭してしまうので、バランスよくやるのが課題です。

このように、いろんなアプローチの練習をやることで、総合的にレベルアップしていきます。

音楽についてインプットをする

ここまで、アウトプットについて解説しましたが、インプットすることも大事です。

様々なことに触れることで、自分の中の引き出しが増えていきます。

例えば下記のようなことです。

  • 音楽を聴く
  • ネットで情報収集する
  • 音楽についての本を読む

積極的にインプットすることで、気づかぬうちに情報は蓄積されていきます。

このように、様々な情報に触れて、「知る」ことも上達につながることです。

ベース上達でモチベーションを保つ秘訣

上達というのは、なかなか時間がかかるものです。「上手くならない」とモチベーションは上がりませんよね。そこで、モチベーションを保つ秘訣を紹介していきます。

バンドを組む

とにかく「バンドやグループを組む」ことをおすすめします。

なぜなら、相手がいることで、「強制的にやらなければいけない」ことができるからです。

例えば、来週にみんなで「この曲をやろう」と決めます。そこで、「やる気が出ないからやらない」では、迷惑をかけることになってしまいます。

また、仲間がいることで、切磋琢磨して刺激しあえます。「仲間でありライバル」という関係は、最強のカンフル剤であります。

このように、バンドやグループを組むことで、切磋琢磨してモチベーションを保つことができます。

習いにいく

様々な場所で、レッスンをやっているので、習いに行くこともおすすめです。

この理由に、強制力が働くということです。例えば、「今日やった曲を次に確認します」と言った場合、「やらないと通っている意味がない」ですよね。

もちろん、お金はかかってしまいます。その辺も、「お金を払っているのだから」という意識が生まれることで、刺激になります。

このように、習いに行くことで、強制力が働きモチベーションを保つことができます。

人前で演奏する

人前で演奏することは、1番モチベーションが上がるのではないでしょうか。

なぜなら、人前では、「下手なことはできない」「よく見られたい」と言った感情は強いからです。

そのため、ライブの予定を決めてしまうことで、これも強制力が働きます。

昨今ではネットで動画投稿やライブ配信などもできるので、そう言った発信をすることで、同じような効果が得られると思います。

このように、人前で演奏する予定を立てることで、モチベーションが上がります。

動画投稿などを見る

現在では、多くの方が動画投稿を上げていますね。これらを見ることで、「こんなことができるのか」「こんな人がいるのか」「かっこいい」と言った、出会いがあります。

これによって、モチベーションは上がります。

ただし、これには注意が必要です。「うまい人がいすぎる」ことで、「どうせ自分はセンスないし・・」とネガティブにならないことです。

という私が、そうなりがちです。。。ポジティブに捉えてモチベーションを上げましょう。

このように、動画投稿を見ることで、モチベーションが上がります。

まとめ

ここまで、ベースを上達するための心構えやコツ・練習方法について解説してきました。まとめると以下の通りです。

上達のマインド

  • 集中すること
  • 継続すること
  • 考えること

上達のコツ

  • 長時間、練習をやらない
  • 小分けに練習する
  • 習慣にする
  • 規則正しい生活をする
  • ポモドーロテクニックを駆使する
  • 録画・録音をして客観的に見る・聴く

練習方法

  1. コピーをしたり、オリジナル曲をやる
  2. その曲を「普通に弾ける」レベルまでやる
  3. 人前で演奏できるレベルまでやる
  • 基礎練習やテクニックをバランスよくやる

モチベーションの保ち方

  • バンドやグループを組む
  • 習いに行く
  • 人前で演奏する
  • 動画投稿を見る

このように、上達するための「工夫」は必要です。限られた時間をどう使うかで、上達の質が変わってきます。私も自分に言い聞かせるように、このブログを書かせていただきました。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

あなたのベースライフの参考になれば幸いです。

それでは。

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