ベースのスタンドは、数多く種類があり、「なにがいいの」と考える方は多いです。あるいは、「そもそも必要なの」と思う方も少なくないと思います。
この記事では、ベーススタンドについての解説と、その種類を紹介していきます。
もくじ
ベーススタンドとは
ベーススタンドとは、「ギタースタンド」または「スタンド」と呼ばれるものです。
これは、エレキベース・ギターまたは、アコースティックベース・ギターを立てかけたり、固定したりするものです。
ただし、意外と種類が多く、地味に迷うところでもあります。
このように、ベーススタンドとは、エレキベース・ギターまたは、アコースティックベース・ギターを立てかけたり、固定するものです。
ベーススタンドは必要なのか
ベーススタンドは、なくても大丈夫です。しかし、あった方が非常に便利で安心です。
スタンドがないと、毎回の練習の際にケースから取り出すことになります。これは、面倒です。また、ちょっとしたで休憩中にどこかに立てかけたりすると、転倒の可能性があります。
私は、適当に置いていたら、ギターを倒したことがあります。そして、倒れた衝撃でネックを折ってしまいました。さすがに「うおおお」とシャウトしてしまいました。このようなことがないように、あなたは気をつけてください。
このように、ベーススタンドは、あった方が便利で、安心です。
ベーススタンドの種類
ベーススタンドには、様々な種類があります。ここから、タイプ別に分けて紹介していきます。
立てかけタイプ
立てかけタイプは、ネックとボディーを支えるベーススタンドです。
これは、非常にリーズナブルな値段設定になっています。大体、¥500~¥1200程度です。以下の画像がそうです。
意外と間違えやすい点として、ボディーを支える部品の使い方に注意しましょう。これは以下のマルの画像のようにしましょう。
バツのようにしてしまうと、ベースがずり落ちてしまうことがあります。
このように、立てかけタイプはネックとボディーを支えるベーススタンドです。
吊り下げタイプ
吊り下げタイプは、ヘッド部分を支えるベーススタンドです。
少し価格は張りますが、頑丈でバランスが良いのが特徴です。大体、¥4000程度です。以下の画像がそうです。
立てかけタイプと違い、下で支えるものがないです。そのため、ボディーが変形型でも問題なく使用可能です。
そのため、ライブハウスやリハーサルスタジオに置いてあることが多いです。
また、自動ロックシステムがあるタイプが多いです。
これは、ベースを置いた際にその重みで、ロックがかかる仕組みです。そのため、ずり落ちる心配はありません。取り出す際は、上に持ち上げればロックは解除されます。
このように、吊り下げタイプは、ヘッド部分を支えるベーススタンドです。
壁取り付けタイプ
壁取り付けタイプは、ヘッド部分を支える部品のみのベーススタンドです。また、ギターハンガーと呼ばれます。
通常のスタンドと違い、部屋のスペースをあまり取りません。価格は約¥1000~¥2000程度です。以下の画像です。
壁に穴を開けられない場合は、網掛けタイプというのもあります。以下の画像です。
楽器店のようにベースを展示できるので、部屋のデザインにもいいですね。
しかし、通常のスタンドと違い、場所の移動が簡単にできないという点が挙げられます。
そのことを理解して取り付けましょう。
このように、ヘッド部分を支えて、壁や網に吊り下げるベーススタンドです。
折りたたみタイプ
折りたたみタイプは、非常にコンパクトで持ち運びに便利なベーススタンドです。価格は¥1000~¥2000程度です。
以下の画像です。
これは、ボディーを支えるのみです。バランスに不安があるので、ネックの長いベースにはおすすめしません。
エレキ・アコースティックギターでの、使用なら問題ないです。
また、かさばらないので、遠征などのお供に持っていってもいいですね。
このように、折りたたみタイプは、コンパクトで持ち運びに便利なベーススタンドです。
複数台立てかけタイプ
複数台立てかけタイプは、多くのベースを収納可能なスタンドです。価格は、収納本数や仕様によって大きく変動します。以下の画像です。
難点は、隣どうしが接触しやすいことです。しかし、場所を取らず複数のベースやギターを収納できる利点があります。
このように、複数台立てかけタイプは、多くのベースやギターを収納できるスタンドです。
ベーススタンドの選び方
ここからは、ベーススタンドの選び方を解説していきます。
値段で選ぶ
まず、値段が安い物を選ぶ方法です。この場合は、立てかけタイプのスタンドをおすすめします。
安定感もあるので、あまりこだわりがないのであれば、問題なく使用できます。私もこれを使っていますが、何年も使えています。
また、リサイクルショップで販売してるものなら、かなり安く手に入ります。
このように、値段で選ぶ場合は、立てかけタイプのスタンドをおすすめします。
安全性で選ぶ
安全性で選ぶ場合は、吊り下げタイプか壁取り付けタイプがおすすめです。
吊り下げタイプのスタンドでは、ヘッド部分が自動ロックされるタイプが安心です。これによって、倒れる可能性が大いに軽減されるからです。
また、ご自宅で子供やペットが「倒してしまいそうで怖い」と言った状況もあると思います。その場合、壁取り付けタイプが安心です。これによって、届かない位置に設置することができ、危険を防げます。
このように、安全性で選ぶ場合は、吊り下げタイプか壁取り付けタイプがおすすめです。
収納本数で選ぶ
すでに複数のベースやギターを所持している場合、音楽仲間が頻繁に自宅に集まる場合、多くの本数を収納したいものです。
このケースでは、複数台立てかけタイプがおすすめです。
やはり多くのスタンドがあると、場所をとります。しかし、そのような状況でも、洋服のクローゼットみたいにスマートに収納できます。
このように、多くの本数を収納したい場合は、複数台立てかけタイプがおすすめです。
まとめ
ここまで、ベーススタンドについて解説してきました。まとめると以下の通りです。
ベーススタンドは、エレキベース・ギターまたは、アコースティックベース・ギターを立てかけることができます。
下記の種類があります。
- 立てかけタイプ
- 吊り下げタイプ
- 壁取り付けタイプ
- 折りたたみタイプ
- 複数台立てかけタイプ
下記の選び方があります。
- 値段で選ぶ場合→立てかけタイプがおすすめ
- 安全性で選ぶ場合→吊り下げタイプか壁取り付けタイプがおすすめ
- 収納本数で選ぶ場合→複数台立てかけタイプがおすすめ
ベーススタンドを使うことで、素早く手に取り練習に励むことができます。また、愛用する楽器の安全性確保のためにも、使うようにしましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたのベースライフを応援しています。
それでは。