ベースのみならず楽器をやっていると、「リズム感がいい人」がいますよね。
そんな人の演奏を聴いていると、非常に心地よく「こんな演奏をしてみたい」と誰もが思いますね。
リズム感が良くなれば、より一層ベースが楽しくなること間違い無いです。
そこでこの記事では、リズム感がある人の3つの特徴を解説していきます。
裏拍を感じられている
まず、リズム感のある人の特徴として、「裏拍を感じられているか」です。
この裏拍とは、「1234」とカウントする際に、「1エン2エン3エン4エン」の「エン」の部分のことを言います。これが感じ取れていると、リズムに躍動感が生まれます。
わかりやすい例で言うと、マイケルジャクソンの「Billie Jean」という曲で、「ウッ」とか「アッ」とか息を吸うタイミングは裏拍でとっています。
ものすごくリズムが生き生きしていますよね。
日本人の文化背景は、「1234」と言った”表拍”を強調した音楽が多いので、裏拍が苦手だという人は多いです。しかしこれは、鍛えれば誰でも良くなります。例えるなら”筋トレ”と同じようなことが言えます。
私は裏拍が苦手で、全然とれなかったです。しかし、今ではある程度のテンポであれば安定して裏拍を取れるようになりました。
このように、裏拍を感じ取れていると躍動感が生まれ、リズム感がよくなります。
点ではなく円で捉えている
次に、リズム感のある人の特徴として、”点ではなく円でリズムを捉えている”ことが言えます。
どういうことかというと、リズムは一定の”点”の間隔が積み重なっています。これは、その曲が終わるまで、音が鳴っていなくても、刻まれています。
例えば、曲の途中で、誰も音を鳴らさない時間があるとします。その間もこの曲中では時間は流れており、次のリスタートの時に全員が一斉に始めることができます。
これは頭の中で”点”を刻んで認識しているからできることです。注意点は、リズムを意識するあまり「”点”で捉えすぎてしまう」という悪循環になることがあります。
そのため、”円”で捉えるという意識を持ってリズムに向き合うことが大事だと考えています。つまり以下のようなことが言えます。
すごく抽象的でわかりにくいかと思いますが、、このイメージを持つことでリズムが感じやすくなります。
このように、点ではなく円でリズムを捉えることができる人はリズム感のある人です。
色々なリズムにチャレンジしている
最後に、リズム感のある人の特徴として、”色々なリズムにチャレンジしている”ということが言えます。色々なリズムとしては、下記などがあります。
- 3連符
- 6連符
- 付点4分音符
- 付点8分音符
- 付点16分音符
- 変拍子
などなど、いろいろなリズムがあり、組み合わせのパターンを含めれば無数にあります。やはり、いろんなものに触れることで、「こういうリズムか」と認識できるようになります。
これらをものにすることで、リズムの引き出しが増えていき、さまざまな状況でも対応できるようになります。
このように、色々なリズムにチャレンジすることで、引き出しが増えリズム感が良くなります。
まとめ
ここまで、リズム感がある人の3つの特徴を解説してきました。まとめると以下の通りです。
- 裏拍を感じられている
- 点ではなく円で捉えられている
- 色々なリズムにチャレンジしている
リズム感は、あなたの努力次第でどうにでもなります。リズム感を身につけることで、ベースがより一層面白くなっていくでしょう。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたのベースライフの参考になれば幸いです。
それでは。