初心者で、練習に「ベースアンプは必要なのか」と疑問に思う方は少なくないと思います。
ずばり、アンプに繋げずに弾いていると、ある4つの落とし穴にはまってしまいます。
この事によって、変なクセがついてしまって、いつまでも上達しないといった悪循環に陥ってしまいます。
この記事では、ベースアンプが必要な理由を解説していきます。
もくじ
ベースアンプの必要性
エレキベースを弾く上で、ベースアンプは必要です。なぜなら、ベースの生音は、ものすごく小さい音量しか出ないからです。生音とは、アンプを通さない音のことです。
エレキベースは、そもそも電気(エレキ)で鳴らす楽器です。そのため、これがないと燃料のない車のようなものです。
そのため、自宅でもベースアンプは必要です。また、「自宅では、大きい音が出せないのでアンプは使えない」という方でも、その環境にあったものを使うべきです。
以下の記事で、自宅用のベースアンプにおすすめのものを紹介しています。
このように、エレキベースはベースアンプが必要です。
ベースアンプなしの音では練習にならない
ベースアンプを使わないと、練習になりません。これには、4つの理由があるからです。それぞれ解説していきます。
楽しくない
まず、シンプルに楽しくありません。これは、一重にベースらしい音が出ないので、「ペケペケ」いったペラペラで非常に小さい音になります。
私は過去に、アンプに繋ぐのが面倒で、生音でやったりしていました。すると、「ただ触ってるだけ」になっていて、全然楽しくなく、集中していない時間でした。
このように、シンプルに楽しくないので、集中できません。
ミスタッチに気づかない
そして、ミスタッチに気づきません。これは、楽曲に合わせての練習や、バンドメンバーと合わせる際に、ベースの音が聞こえづらいことが原因です。
このことによって、間違ったところを鳴らしているのに、気づかないことになってしまいます。
さらに最悪なのは、ミスタッチのまま覚えてしまい、アンプを鳴らした際に気づくことです。こうなると混乱してしまいますね。
このように、間違ったところを鳴らしているのに、気づかないことになってしまいます。
弾き方が雑になる
また、弾き方が雑になります。アンプなしでは繊細な弾き方では音が聞こえないので、力強く弾いてしまうからです。
このことによって、無駄な力が入り、リズムやニュアンスがめちゃめちゃになってしまいます。
ベースは脱力が大事なので、力んで覚えてしまうと変な癖がつく恐れがあります。
このように、繊細な弾き方では音が聞こえないので、弾き方が雑になってしまいます。
ミュートが甘くなる
さらに、ミュートが甘くなります。これは、余弦の音が鳴ってしまうことです。余弦とは、弾いていない弦のことです。
ベースは弾いていない弦でも、共鳴(きょうめい)と言って、つられて鳴ってしまう性質があります。それを防ぐためにミュートが必要なのです。
ミュートがしっかりできていないと、アンプで鳴らした際に、雑音が目立つようになってしまいます。
ベースのミュートは、非常に大事な技術であり、体に覚え込ませないとなかなか染み付きません。これは、アンプで確認しないとわかりません。
このように、ミュートが甘くなることによって、雑音が目立つようになってしまいます。
まとめ:アンプを使わないと下手になる
ここまで、練習にベースアンプが必要な理由を解説してきました。
まとめると以下の通りです。
- 楽しくない
- ミスタッチに気づかない
- 弾き方が雑になる
- ミュートが甘くなる
楽しむためにも、うまくなるためにも、アンプを使いましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたのベースライフの参考になれば幸いです。
それでは。