ベース弦の太さによる3つの変化と、おすすめのゲージ!!

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ベース弦の太さ(ゲージ)は、「何が良いのかわからない」、「太さを変えるとどうなるの?」という疑問を感じる方は、多いと思います。

そこで、今回はベース弦の太さの見方と、その種類を紹介し、その違いによる3つの変化と、最初に選ぶべきおすすめの太さを解説していきます。

ベース弦の太さの見方

まずは、市販のベース弦の太さを確認する方法から解説します。例えば、次のようなパッケージの弦があります。

基本的に、弦のパッケージは英語と数字だけで表記されており、わかりにくい印象があります。 ただ、どのメーカーのものでも、パッケージに書かれた数字の大きさが太さを表します。上のものでいうと、赤で囲った部分です。

ベース弦は、1本ずつ売られることはあまりありません。逆に、4本(5弦ベースの場合は5本)の弦がセットで売られる場合が大半です。小さい数字から、1弦・2弦・3弦・4弦の太さを表します。このように、パッケージに書かれた数字の大きさが、弦の太さを表します。

3種類のベース弦の太さ

ベース弦の太さ(ゲージ)は、ライトゲージ、レギュラーゲージ、ヘヴィーゲージの3種類に分かれます。

それぞれの太さは、1弦・2弦・3弦・4弦の順に、次の通りです。単位は、インチです。

ライトゲージ
  • 35 55 75 95
  • 40 60 75 95
  • CUSTOM LIGHT GAUGE – 40 60 80 100
レギュラーゲージ
  • 45 65 80 100
  • 45 65 85 105
  • MEDIUM GAUGE –50 70 85 105
へヴィーゲージ
  • 55 75 90 110

他にも、組み合わせや種類はもっとあります。ただ、一般的なのはレギュラーゲージです。

このように、ベース弦の太さは、ライトゲージ、レギュラーゲージ、ヘヴィーゲージの主に3種類に分かれます。

ベース弦の太さによる3つの変化

ベースの弦は、太さによって3つの変化があります。それは、弾きやすさ・音量・音程です。

太さと弾きやすさの関係

弦の太さによって、弾きやすさが変わります。

太いヘヴィーゲージほど、弾くのが難しくなります。一方で、細いライトゲージほど、弾きやすくなります。なぜなら、弦は太いほど、張力が強くなる性質があるからです。

太さと音量の関係

弦の太さによって、同じ強さで弾いたときの音量が変わります。

太いヘヴィーゲージほど、音量は大きく、コシのあるどっしりしたものになります。逆に、細いライトゲージは、繊細で小さな音量になります。レギュラーゲージは、その中間です。

太さと音程の関係

弦の太さによって、音程が変わります。

太いヘヴィーゲージは音が低くなり、細いライトゲージでは高くなります。レギュラーゲージでは、その中間になります。

ベース弦の太さの選び方

最初に使うベース弦の太さは、まずはレギュラーゲージをおすすめします。まずは、中間的な弦を使い、基準を作ることが大事です。

そこから、自分の好みに応じて、ヘヴィーゲージやライトゲージに変えていきましょう。また、ドロップチューニングを中心に行う方は、レギュラーゲージ以下の弦では、張力が弱くなり、音の輪郭がぼやけてしまいます。そのため、ヘヴィーゲージをおすすめします。

このように、最初に使うベース弦の太さは、レギュラーゲージがおすすめです。

まとめ

今回は、ベース弦の太さの見方と、その種類を紹介し、その違いによる3つの変化と、最初に選ぶべきおすすめの太さを解説しました。

以下の内容を把握して弦を選びましょう。

  • ベース弦の太さの見方はパッケージの数字を見る
  • ベース弦の太さにより、弾きやすさ・音・音程の変化がある。
  • ベース弦の太さの選び方はレギュラーゲージをまずは基準にする

ここまで読んでいただきありがとうございました。

あなたのベースライフの参考になれば幸いです。

それでは。

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