ベースをはじめた初心者や、「たまに弾く」という方は、水ぶくれが出来る人は多いです。
豆ができると「練習したいけど、痛くて弾けない」と嘆いてしまいますね。
そんな時は、治るまで弾かない方が良いのは、いうまでもありません。大体、3~4日ぐらいで完治します。しかし、差し迫るliveであったり、どうしても外せない練習などがあると思います。
私も、水ぶくれに悩まされた経験があるので、なんとかできる方法はないかと考えました。
この記事では、そんな状態の人でも、なんとか対処する方法を紹介していきます。
水ぶくれができたときの対処法
ベースの練習をしすぎたり、たまーに弾くと「水ぶくれ」ができてしまいますね。
指弾きの際や、押弦(おうげん)によってできたりしますね。これは、弾く度に痛いですし、気になるので、「潰そう」と考える人は多いと思います。
ただし、これは非常によくない行為なのでやめましょう。なぜなら、豆の中の水は治癒を高めてくれる栄養素があるからです。
また、「気合いで痛みにこらえて弾く」と更なる悪化に繋がります。私がそうでした…
そこで、水膨れができてもなんとか演奏できる方法を3つ紹介します。
ピック弾きをする
主に指弾きの際に、水ぶくれになることが多いです。その場合は、思い切ってピック弾きにチャレンジしましょう。
ピック弾きであれば、水膨れの影響をあまり受けません。もちろん豆が邪魔で弾きにくいとは思いますが、指弾きよりは断然楽なはずです。
ポジティブに捉えて、「水膨れのおかげで、ピック弾きをマスターできる」と考えてやってみましょう。
私は、指弾きにこだわりがあり、強力なばんそうこうを貼ってやったことがあります。最初は調子よかったのですが、しばらくしてだんだん剥がれはじめ、痛みが増してきました。
それでも弾き続け、無残にもボロボロになり、弦がベトベトになってしまった経験があります。これは、痛みが悪化するだけでなく、弦がダメになってしまうので、絶対におすすめしない方法です。
このように、豆ができたらピック弾きをやってみるのもひとつの手です。
水膨れのできてない指で、なんとか押さえる
弦を押さえる側の指に、水ぶくれができてしまった場合は、豆のできていない指で押さえます。
ここでの問題点は、よく使っている指に豆ができるということです。つまり、豆ができてない指を使うのは、難易度が高くなる側面があります。
細かな運指は、特に難しくなります。しかし、逆を言えば「他の指がうまくなるチャンス」になります。
ただし、普段あまり使わない指を使うので、さらに水ぶくれになる可能性は否めないので、注意しながらやりましょう。全本に豆ができたら、元も子もないので。。
このように、水膨れのできてない指でなんとか押さえることで、技術アップにもつながります。
ベース用グローブをつける
ベース用グローブは、まさに水膨れや切り傷、皮膚をカバーしてくれる優れものです。以下の画像がそうです。
これは、非常に有効な手です。私も「この存在を早めに知っていれば…」と思いました。
ただし、消耗品でありながら、大体¥1000円以上してしまうので、緊急時用に常備しておくのが得策かもしれません。
私は試したことがないので、使用感はわからないのですが、非常に評価はいいですね。豆ができた時の対策としては、一番実用性が高いかもしれません。
このように、ベース用グローブをつけることで、いつも通りのプレイを弾くことができます。もちろん、多少の痛みは我慢する必要はありますが。。
水膨れを防ぐためには?
ベーシストである以上水膨れを回避するのは困難なことかもしれません。
なぜなら、指先の皮膚は柔らかいので、弦との摩擦でどうしてもできてしまいます。しかし、練習を重ねることで、皮膚が硬くなり強くなっていきます。
すると、そう簡単に水膨れができなくなっていきます。
水膨れを回避する方法としては、毎日少しずつ練習することで痛い思いをしないで済むかもしれません。
私は、思いっきり練習する日もあれば、全くやらない日もあったりしました。そのため、急に指に負担がかかりすぎて水膨れを作ってきました。挙げ句、水膨れの状態でバンドの動画撮影があり、非常に痛い思いをした記憶があります。その時は、血豆に変貌して痛すぎる思いをしました。
このような思いをしないためにも、毎日コツコツ練習することで、ある程度は防げると思います。しかし、水膨れができるという事は、練習をやっている証拠でもあり、治った暁には飛躍的に指が硬くなります。
しいていうのならば、筋肉痛のような感覚でしょうか。痛みの先に、強さがあるということです。
まとめ
ここまで、水膨れができてもなんとか弾く方法を紹介してきました。まとめると以下の通りです。
- ピック弾きをする
- 水膨れのない指でなんとか押さえる
- ベース用グローブをつける
水膨れができたら、「弾きたい」感情を押さえて、なるべく3~4日ほど安静にすることが一番です。その間にベースの知識を増やすなど、できることをやるのが得策です。
しかし、いろんな事情で弾かなくてはならないことがあると思います。そんな時は今回紹介したことを参考にしてはいかがでしょうか。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたのベースライフの参考になれば幸いです。
それでは。