エフェクターに興味あるけど、「あまりに種類が多すぎてよくわからない」という初心者は多いと思います。
ベーシストはギタリストと比べると、エフェクターに関する知識は低い傾向にあります。なぜなら、”使わなくても全然いい”ことが原因です。
しかし、これから紹介するエフェクターを使うと、劇的に上手くなるし、良いサウンドが手に入ります。
この記事では、初心者におすすめのエフェクターを2選紹介していきます。
もくじ
ベースのエフェクターとは
まずエフェクターとは、”通常のベースの音色を加工する”というものです。主に、「エフェクト(=効果・影響)をかける」と言います。
その種類は、音色を整えたり・大きな変化を加えたりと多岐に渡りますが、「変化を楽しむ」「よりよいサウンドにする」といった目的です。
例えば、女性はメイクをすることによって、より美しくなったり、個性だったりしますよね。また、パリコレといったファッションショーは、音楽に例えると、もはやエフェクターの祭典と言ったところではないでしょうか。笑
このように、元々の素材に変化を加えて楽しんだり、よりよくすると言った効果が、エフェクターの役割です。
ベース用?ギター用?エフェクターの知識
エフェクターというと、やはりギター用のエフェクターがとてつもなく多いです。もちろんベース用のエフェクターもありますが、ギター用のエフェクターが大半を占めています。
しかし、ベース用のエフェクターを使わなくてはいけないのか?ということに関しては、ギター用もベースで全然使用することができます。
ただし、あくまでギター用は、”ギターが使うエフェクター”として開発されているので、エフェクトのかかり具合は、試さないとわかりません。その点ベース用は、低音に強い設計にしてあるので、相性がいいということが挙げられます。
決してギター用だから壊れるということはないので、心配無用です。多くのベーシストは、ギター用のエフェクターを使ってたりします。
このように、ギター用のエフェクターでも問題なく使えるが、相性が良いのはベース用ということを押さえておきましょう。
ベース初心者におすすめのエフェクター2選
ここから、初心者におすすめのエフェクター を紹介していきます。
ただし、初めから飛び道具的な効果があるエフェクターではなく、”音作り”という観点から選びました。
なぜなら、はじめは”ベースの低音のきいた良いサウンド”を目指すことが大事だからです。ベース という楽器の特性上、まずは、全体のボトムを支えることが大事です。ボトムとは、皆で演奏した時に、サウンドの底とか土台のことを指します。
おすすめのエフェクターは下記のものです
- コンプレッサー
- プリアンプ
ここから、それぞれ解説していきます。
①コンプレッサー(コンプ)
コンプレッサーというエフェクターは、音の粒を揃えてくれる役割です。大きい音は小さく、小さい音は大きくしてくれます。
すると、一回一回の弾くタッチに音量さがなくなるので、滑らかで安定したサウンドが得られます。また、サスティン(音の伸び)が出るので、「ボーン」と弾いた時に非常に綺麗です。
皆で合わせる際に、音量が安定しているのでボトムを支える面で大きな力を発揮します。
しかし、「コンプを使うと上手くならない」とよくベース界隈では言われます。確かに、技術で弾き方をカバーできるのが、もちろん”いい”に越したことはありません。ただし、それは主観的な考え方で、バンドにとって”いい音”が良いに決まってます。
なので、自宅練習ではコンプを使わず、技術アップをしていけばいいのです。なぜなら非常に難しい技術であり、時間がかかることだからです。
このように、コンプレッサーとは、音の粒を揃えてくれるエフェクターです。
②プリアンプ
プリアンプとは、音質を調整できるエフェクターです。簡単にいうと、足下におけるアンプと言った具合です。
すると、「アンプで調整できるからいらないのでは」と考える人もいると思います。しかし、アンプとはまた違い、かなり音質に影響を与えることができます。また、各メーカーがプリアンプを取り扱っているので、効果は様々ですが、ベーシストに大人気のエフェクターです。
私も”サンズアンプ”という定番中の定番のプリアンプを所有していますが、非常に音作りが多彩になります。
また、歪みの効果があるつまみが付いていることが多いので、そのような使い方もできます。
初心者にとって音作りの幅が大きくなるので、非常におすすめします。
このように、プリアンプは音質を調整できるエフェクターです。
様々なエフェクトに興味があるならマルチエフェクターがおすすめ
エフェクトの種類はものすごくあります。私もよくわからないものは多いです。これを一つ一つ試して行ったら、時間やお金がいくらあっても足りません。
しかし、このマルチエフェクターは、数10種類以上の様々な効果のエフェクターが内蔵されている優れものです。どのような効果があるかわからないものも、これで解決しますし、思いもしなかった良い効果を発見できたりします。
ただし、デメリットとしては、音色が機械的な音になってしまい、ナチュラルさは出ません。
あまりベースは、飛び道具的なエフェクターを使う方は見受けられませんが、あなたにしかない個性を発見できるかもしれません。
興味がある方は、まずはマルチエフェクターを試してみることがおすすめです。勢いでエフェクターを買うより、「どのように、どのタイミングで使うことができるのか」ということをマルチエフェクターで試すという使い方がおすすめです。
このように、マルチエフェクターは、様々な効果があるエフェクターです。
まとめ
ここまで初心者におすすめのエフェクターを2選紹介しました。
- コンプレッサー
- プリアンプ
飛び道具的なエフェクター を使うより、まずはベースサウンドにこだわってはいかがでしょうか。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
あなたのベースライフの参考になれば幸いです。
それでは。