ベースを始めた初心者は、「どんなリズムパターンがあるの」とか「どのようにリズムをとればいいかわからない」と言った悩みがあると思います。
リズムパターンは無数にありますし、さまざまな楽曲をやったり、研究したりして「こんなパターンがあるんだ」と学んでいくことが大事です。
ただし、最低限押さえとくべきリズムの取り方があります。
これは、少しドラムパターンを知ることで理解できるようになります。
この記事では、ドラムのエイトビートを例に、リズムパターンの考え方や取り方を解説していきます。
ベースのリズムパターンはバスドラムに合わせる
まずはじめに、知っていて欲しいドラムについて少し解説していきます。
ベースは”バスドラム”と一緒に音を鳴らすのが基本になります。バスドラムとは以下の部分を指します。
これは、以下ような音色です。
なぜここに合わせるのかというと、ベースの音と重なることで強力なリズムが生み出せるからです。
例えば以下のドラムのリズムパターンがあるとします。
このドラムにベースを加えるとこうなります。
リズムが生き生きしてきたのが確認できると思います。このように、バスドラムに合わせることを基本にしていきます。
ここで、「じゃあバスドラムを鳴らしていなければ弾いちゃいけないの?」と疑問が湧く人もいると思います。これは、自由に鳴らしていいです。しかし、バスドラムのタイミングと一致する必要があるということです。
そのため、バスドラムを鳴らすタイミングによってリズムを変えることが大事になっていきます。
ここからどのようなことに注意を払ってリズムを作っていけば良いのかを解説していきます。
エイトビート
まず、エイトビートと呼ばれる、ドラムのリズムパターンがあります。さまざまなパターンがありますが、8分音符で刻んでいる「ドンタンドドタン♪」という王道のリズムになります。
以下のリズムです。
この場合は、「ドドドドドドドド」・「ドーン ドーン ドーン ドーン」・「ドーンドドードーンドドー」・「ドーンドド ドーンドド」などでもいいです。
しかし、ベースが選ぶリズムによって雰囲気は変わります。以下の音声は、リズムを変えながら弾いています。
このように、バスドラムに乗っ取りながらリズムを生み出していきます。ここを押さえていれば、自由にリズムパターンを考えて大丈夫です。
次に、エイトビートで注意しなければいけないパターンの一つで、「ドンタ ドッドタン♪」のリズムがあります。以下のリズムです。
この場合は、「ドドドドッドドド」「ドーン ンドーンドーン ンドーン」「ドーン ドッドドー」「ドッ ドッドド ドッ ドッドド」といったように”くう”ことをしないといけません。
”くう”とは以下の音声で聞いたほうがわかりやすいです。以下の音声も、リズムを変えながら弾いています。
特に初心者は、ここが理解できてないことが多いです。これは裏拍と呼ばれるもので、普通のカウントは「1234」なのに対して「1エン2エン3エン4エン」のエンがそうです。このことを音楽用語で「そこはくってるからしっかり合わせて」とか言ったりします。
そのため、注意深く聴いて「違和感」があったら裏拍だと思っていいです。
このように、バスドラムが”くっている”位置にある場合は、そこはしっかり合わせてリズムを作りましょう。
まとめ
ここまで、ドラムのエイトビートを例に解説してきました。
とにかくバスドラムに合わせることが、リズムパターンを知る上で重要なことです。
最初は、「なかなか聞き取れない」「早すぎてわからない」と言ったことがあると思います。
何度も何度も注意深く聞くことで、耳が鍛えられ聞き取れるようになります。その際に「くっているか・くっていないか」を注意してリズムを感じてください。
私は、さっぱりわからなかったんですが、必ずわかるタイミングが来るので意識していきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたのベースライフの参考になれば幸いです。
それでは。