ベースを弾いてて、手が小さいから「指が届かない」と嘆いている方は少なくないと思います。
もちろん、手が大きい人は有利です。しかし、子供だって弾けるし、プロでも手の小さい方はいます。
私も大きい方ではないので、押さえやすい方法を考えてきました。やはり、手が小さいと押さえ方に工夫が必要なのも事実です。
そこでこの記事では、指が届かない4つの原因と解決法を解説していきます。
ベースを押さえる際に、指が届かない原因
指が届かない原因として、以下のことが考えられます。
- 親指の位置が悪い
- ベースを真横に構えている
- 覗き込むように押さえてる
- ストラップを下げすぎている
ここからそれぞれ解説していきます。
親指の位置が悪い
まず、押さえるフォームを確認しましょう。この時に、支えている親指の位置が原因の場合があります。
例えば、親指が横を向いていたり、ネックの上の方で支えていたりすると、指が届かないだけでなく力が伝わりにくいです。以下のような状態です。
親指の位置は重要で、ここを変えるだけで手首や腕の動きも変わり、非常に押さえやすくなります。
これは、ネックの中央を中指と挟む感じで支えるようにします。以下のような感じですね。
そして、指が届かないのならば、下の方に親指を移動してやると楽に押さえることができます。
このように、指が届かない原因として、親指の位置が悪いと言うことが考えられます。
ベースを真横に構えてる
次に、ベースを真横に構えているとは、以下のようなフォームのことです。
至って普通のように見えますが、これだと手首と腕に無理が生じるので、指が届き辛くなります。
その為、体に対して30〜45度ぐらいベースを前にやることで、楽に押さえれるようになります。すると、手首と腕の可動範囲が広がり、楽らく指が届くようになります。
私は、教本などを見習って横に構えてましたが、この方法を見つけて非常に楽になりました。
このように、指が届かない原因として、ベースを真横に構えていることが考えられます。軽く前にベースをやるだけで、ずいぶん変わります。
覗き込むようにして押さえてる
次に、初心者によくやりがちなこととして、覗き込むようにして押さえている原因があります。これは以下のような感じです。
こうしてしまうと、手首と腕の可動範囲が制限されてしまうので、指が届かないと言う事態になってしまいます。
これは、体を「ピーん」とした姿勢に保つことで解決できます。
初めは押さえるところが見えづらいと思いますが、慣れるまで意識しましょう。
このように、指が届かない原因として、覗き込むように押さえている原因があります。
ストラップを下げすぎてる
最後に、立って演奏する際に、ストラップを下げすぎている原因があります。以下のような感じです。
結構、いろんなアーティストがストラップを下げて演奏してたりしますね。しかし、はじめにこのようなスタイルをしてしまうと、指が届かないだけでなく、変なクセが付いてしまったりします。
まずは、座った状態と立った状態であまり違いがないような長さがおすすめです。ある程度慣れてからなら、いくらでもスタンスチェンジは可能なので。
このように、指が届かない原因として、ストラップを下げすぎている原因があります。
まとめ
ここまで、指が届かない4つの原因と解決法を解説してきました。まとめると以下の通りです。
- 親指の位置が悪い
- ベースを真横に構えている
- 覗き込むように押さえてる
- ストラップを下げすぎている
手が小さいと、押さえ方に工夫をするので、無駄のない綺麗なフォームになります。すると、見栄えもいいですし、いろんなフレーズもスムーズに弾けるようになります。
ぜひ、一度見直してみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
あなたのベースライフの参考になれば幸いです。
それでは。