ベースのヘッド落ちで悩んでる方は、一定数いると思われます。
メーカーやベースの当たりハズレによって、この現象が起きてしまったりします。
しかし、出会うべくして出会ったベースなので、大事に使いたいですね。そんな、悩みを解決する4つの方法があります。
この記事では、ベースのヘッド落ちについて、4つの対策・解決法を紹介していきます。
もくじ
ベースのヘッド落ちの現象とは
「ヘッド落ち」と言われる現象は、ベースを立って構えたときに、ヘッド側が下がってしまう現象のことです。
これは、ヘッド側が重いために起こってしまいます。こうなると、「弾きにくい」「両手を離したら、ずり落ちて物にぶつけてしまった」「ライブのMCの際に見た目がダサい」とか、様々なストレスになります。
この症状が軽い場合は、慣れるということでなんとかなるかもしれません。しかし、ひどい場合は、早めに解決した方が、気持ちよくベースを弾くことができますね。
このように、「ヘッド落ち」とは、重量バランスが悪く、ヘッド側が下がってしまう現象です。
ベースヘッド落ち解決方法
ここから、ヘッド落ち対策や解決方法を4つ紹介していきます。
滑りにくいストラップを使う
滑りにくいストラップを使うことで、ヘッド落ちを防ぐことができます。
なぜなら、ストラップが滑りやすいと、重量のバランスに逆らうことなく、ずり落ちてしまうためです。ここでおすすめなのは、「革製品のもの」です。以下の画像がそうです。
値段は張りますが、ひどい症状でないのならこれで解決する可能性が高いです。難点としては、「服が引っ張られちゃう」と言ったことが起きるかもしれないです。しかし、やってみる価値はあります。
このように、滑りにくいストラップでヘッド落ちを防ぐことができます。
ストラップピンの位置をずらす
ストラップピンの位置をずらすことで、ヘッド落ちが解決できます。ストラップピンとは以下の画像のことです。
これは、プラスドライバーで、簡単に取り外すことができ、逆につけることも簡単です。
ただし、これはご自分でやる場合は、「だいぶチャレンジになる」ということは認識をしておいてください。
なぜなら、重量バランスは、ボディーとネックのバランスがとれた位置です。これを割り出して、適当な位置に付け直さないといけないので、少し難しい作業になるからです。
万が一、ボディーに「穴がいくつも空いちゃった」という事態にも、「へっちゃらだよ」というスタンスならば怖いものなしです。そうでないのなら、ちょっと不安ですね。
そこで、お近くの楽器屋さんであったり、リペアマンと言ったプロに相談することをおすすめします。
このように、ストラップピンの位置をずらせば、ヘッド落ちが解決します。
ペグを軽いものに変える
ペグを軽いものに変えるという手段もあります。ペグとはヘッドについてる以下の部分です。
「これを変えただけで変わるの」と思うかもしれませんが、相当変わります。以下のメーカーは、軽量ペグを販売しています。
- HIP SHOT(ヒップショット)
- GOTOH(ゴトー)
軽量ペグは、ヘッド落ち対策として販売しているので、やってみる価値はあると思います。
これは、純正のペグの重量にもよりますが、1つ半分ぐらいの重さの違いがあります。これが4弦ベースでは、「重量×4」なので、非常に変わります。
このように、軽量のペグに変えることで、ヘッド落ちが解決できます。
ボディーに重りを入れる
ベースのボディーに重りを入れることで、重量バランスを変えることができます。そもそも重いベースをさらに重くするのは、気が引けますが、ヘッド落ちが防げます。
やり方としては、ボディーのコントロールノブの部分を開けて、鉛(なまり)や重めの金属を入れるのはありかなと思います。
また、ブリッジを重いものに交換するのもいいのかもしれません。ブリッジとは以下のところです。
なかなか改造に興味ある方でないと、手を出しにくいとは思いますが、色々な方法があるみたいです。
このように、ボディーを重くすることで、ヘッド落ちが解決できます。
まとめ
ここまで、ベースのヘッド落ちの対策や解決法について、解説してきました。まとめると以下の通りです。
- ストラップを滑りにくいものに変える
- ストラップピンの位置をずらす
- ペグを軽いものに変える
- ボディーに重りを入れる
なかなか、難しい改造で、ハードルが高いものがあったと思いますが、参考になれば幸いです。
不安でしたら、プロに相談が断然おすすめです。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
それでは。